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こじらせてもうた

主にBLを食すHENTAIの雑記帳

荒北靖友はなぜ腐人気が出たのかを考える[腐注意]

BL 弱虫ペダル いろいろ考察 少年漫画のBL語り

追記:また萌えが溢れ出たので続き書きました!

 

8月28日に劇場版の公開を控え、まだまだ人気が衰えない「弱虫ペダル」。

 

今作品は少年誌に連載中だが、女性からの支持も厚い。

 

そして少年誌の作品で女性に人気であるということは、

腐女子からの人気が高い、ということとほぼ同義である。

 

その中でも、作者がびっくりするほどの人気を得ることになったダークホースといえば、荒北靖友である。

 

f:id:naataso:20150930030111j:plain

 

 

荒北は、いわゆるカッコイいいキャラクターではない。

 

小さい黒目、下まつげ、よく露出する歯茎が特徴で、ファンに「ブス」と言われるほどである。

また、元DQNであり、口が悪い。レース中もよく煽ってくる。「〜ナァイ?」という口癖もあまりカッコいいものではない。声もいわゆる腰にくるようなイケボではなく、「DQN声」と呼ぶのにふさわしい声である。

 

しかしながら腐界からの支持は圧倒的である。

人気投票1位の巻島のpixivの作品数が12,029点なのに対し (8/15時点)

人気投票4位の荒北の作品数は18,943点。

荒北オンリーイベントも開かれるほどで、二次創作において引っ張りだこである。

 

最近では、主人公と同じチームですらないのに、コンビニの一番くじでA賞フィギュアという扱いを受けるほどで。

http://www.kk1up.jp/archives/m12079.html

 

しかも驚くべきことに、荒北は受けで描かれることの方が多いのである。

 

ホモ成分を補充したくて弱ペダに初めて足を踏み入れた時、これは私にとって衝撃でしかなかった。

このキャラのどこに性的な妄想を掻き立てる魅力があるというのか。

(余談だが、TIGER&BUNNYが流行った時にpixivがおじさん受けで占拠されてるのを見た衝撃と似ている。 )

 

そしてない脳みそを振り絞って考えたが、なんてことはなかった。

彼は、ギャップの振れ幅がデカかったのである。

 

ギャップ萌えとは、キャラクター内の要素と別のある要素がズレている状態で、それが意外性と共に萌えを生み出すことである。

弱ペダのキャラでいうと、普段はナルシストな発言を繰り返す東堂が巻島にストーカーの様に絡みに行くのもそうだし、クールな今泉君がだんだんオタクアニメに馴染んでしまうのもそうで。

魅力的なキャラクターには、どこかにギャップがあるもの。

 

しかし荒北の場合、

  • 口が悪い
  • ガラが悪い
  • ビジュアルがブス
  • 一匹狼の元ヤン(リーゼント)

このような要素に対して

  • ネコ好き
  • チャン呼び
  • 福富との固い絆
  • 頑張り屋
  • 仲間思い

このような全く別人のような要素が混在しているのである。

また、〜じゃナァイ?という独特の口癖は、一歩間違えればオカマに見えてしまう危険があるが、荒北の気性の荒い性格によって絶妙な個性として成立している。

このようなギャップとしての個性の積み重ねによって、

「顔はかっこよくないし素直じゃないけど、意外とカワイイ荒北靖友」像が出来上がっていく。

この「カワイイ」荒北が、

「照れさせたい」荒北

「泣かせたい」荒北

「喘がせたい」荒北

にハッテンしていくのである。

 

さらに、

  • 色白
  • 細腰
  • ゴールの匂いを嗅ぎつける

こういった要素も、腐を醸成する上で重要なポイントとなっている。

色白・細腰は、「ドジっ子のメガネ」に匹敵するぐらいの受け子の必須項目である。

また、

ゴールの匂いを嗅ぎつける

→鼻がきく

→相方がムラっときた匂いを嗅ぎつける

という卓越した妄想力によって受けポイントが追加されるということもある。

 

 

このような色々な材料が混ぜ合わさり、発酵して、腐女子の頭の中で荒北受けが醸されていく。

例えば 

  • 普段は白いうなじが照れて真っ赤に染まる荒北
  • 女子にはモテないが、オレだけが知っている可愛い荒北
  • 相方がムラっときたら匂いですぐ気付く荒北 
  • 自転車をこぐ度に小さな尻が魅力的に動く荒北

などのシーンが浮かび上がり、

結果、薄くて高い本としてコミケに並ぶことになるのである。

 

最後に...

荒北靖友は、もはや腐女子によって発見され、作り上げられた一つのコンテンツだと思う。劇場版も控え、これからの彼の活躍に期待したい。

 

 

 

弱虫ペダル27.5 公式ファンブック (少年チャンピオン・コミックス)