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こじらせてもうた

主にBLを食すHENTAIの雑記帳

はらださんの新作『にいちゃん』の感想をざっくりと

にいちゃん について。 

にいちゃん (Canna Comics)
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はらだ
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Renta!で先月ぐらいに1話ずつバラ売りしてたんです。(今は販売終了)

 

「はらださんのショタかぁ、おいしそうグヘヘ…」ぐらいの浅はかさで購入しました。

 

完全にあほです。

 

発売は4/27ですが一足早く感想を書きたいと思います。ざっくりなんでネタバレとかはないかと。

 

いやあ〜…

 

今作も…

 

すごかった

 

ちょっと子犬と戯れようと思ったら、

ヒグマに顔パンチされるぐらいの衝撃で、

完全に打ちのめされました。

 

単行本を買う前の試し読みのつもりが怒涛の勢いで全話買いきって、

深夜に目と鼻から色んな汁を垂らしながら読み終えました。

 

ダメ男の愛し方[完全版]

『にいちゃん』の感想をざっくり言うと


はらださんの描きたいこと、めいっぱい詰まってんなーと。

[完全版]ダメ男の愛し方 ついに出たなと。


そんな感じでした←


どういうことかというと、

はらださんの作品って


・やじるし

・やたもも

・よるとあさのうた

・カラーレシピ

 

煎じつめると「くっつく2人の内のかたっぽがヤバイ

」 んだなって気づいたんです。


例えばダメ男→モモ、朝一、福介。受け攻めは関係なく、どんな"ヤバさ"なのかもそれぞれ違うのですが。

 

例えどんなにクズでゲスでサイコパスな野郎だとしても、

なんやかんやで、

最後は上手いことラブの器におさまる。

そういう基本的な骨子は同じかなと思う。

 

 

それが『にいちゃん』の場合、

 

ダメ男側の男が抱える苦しみが、めちゃめちゃ大きくて深い。

読んでるこっちもズーンって胃が重たくなるような。

 親とかさ、世間から見る目って自分じゃどうしようもないからつらいんだよ…


で、ダメ男を受け止める側の男の子の愛が、これまた大きくて深い。

なんなの?愛なの?

 

え、もう惚れた挿れたくっついたレベルの話じゃなくない?

ふつうに人間ドラマど真ん中で、

ダメ男の愛し方の[完全版]出ちゃったよねこれ。 

 

読後感を例えるなら「俎上の鯉は二度跳ねる」にすごく似てて、

広い海の中にポーンと投げ出されてその広さに圧倒される感じでした。

 

いやー恐れ入りました。

 

BLでもなんでも作家ってふつう作品を重ねていくと勢いがゆるやかになって、似た作品も増えてくると思うんですけど

はらださんの場合、一つ一つの作品がキャラ立ちしてて、しかもますます研ぎ澄まされていく。

 

まさに「BL界の鬼才」...いや、もはや稀代のBL作家と呼んでいいのではないかと思うのでした。

 

はらださんんと同じ時代に生きれたことにまじ感謝。

 

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装丁も素晴らしいょ。。。