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こじらせてもうた

主にBLを食すHENTAIの雑記帳

引きずりこまれる面白さ『寄越す犬、めくる夜』レビュー

いやー久々に鳥肌の立つようなBLを読みました...!

 

「お金を出すからには今まで読んだことないようなBLが読みたい」

そんな人におすすめの作品です。

 

寄越す犬、めくる夜/のばらあいこ

 

寄越す犬、めくる夜 1 (Feelコミックス オンブルー)

 

 

 この作品の特徴は、

 

・カジノを舞台にしたシリアスなストーリー

・攻め一人に対して受けが二人(でも3Pではない)

・渦巻く狂気

 

ですがもっと簡潔に言うと、

 

「犬系と猫系、二人の受けに翻弄される攻め」という構図です。

 

キャラ紹介 

攻め:新谷(シンタニ)

 

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主に翻弄される人。 

 

カジノのバーテンで、菊池が金を盗んでいるのを知ってしまい共犯扱いにされる。

 

普通・凡庸という言葉が似合うお人好しに見えるが、

男の泣いている顔を見て興奮する、割とアブノーマルな嗜好の持ち主。

 

元々ノンケ。

 

受け1:菊池(キクチ) 

 

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犬系受け。

 

カジノでディーラーをしている19歳。普段はイキがっている口の悪いヤンキー。

先輩にそそのかされて金を盗み、500万の借金を背負うことになる。

 

金絡み泥沼に陥り、心身が荒んだところを新谷に優しく抱いてもらって一気に惚れる。

世話になった相手にはコロリと従順になるワンコ体質。

 

意外とよく泣くが、その涙が本人も無意識の内に新谷の劣情を煽っている。

 

 

受け2: 須藤(スドウ)

 

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猫系受け。

 

カジノの社員。

会長であるヤクザの愛人であり、店長とも性的関係にある。

 

金を盗んだとして、菊池と新谷に制裁を与えた。

 

その後、借金返済に追われる菊池を心配する新谷に、

「自分とデートすれば1回30万円の返済にする」という話を持ちかける。

 

性には奔放。その妖艶な色気で新谷を誘惑する。

 

読んだ感想:美味しすぎてよだれ出そう 

意味もなく痛い・暗いお話は苦手なのですが、この作品はストーリーがしっかりしていて、その上で複雑なBLが展開されています。貪る様に読んでしまいました。

 

キャラごとの感想を書くと、

 

まず、菊池のギャップが半端ない!

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最初は全然かわいいと思わなかったのに、彼の危うげな色気にヤラレました。

子犬のようにビクつくところは「守ってあげたい」と思うし、同時に「いいぞもっとやれ」とも思ってしまう矛盾。笑

 

 

次に、まだ本領を発揮してない感のある須藤。

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彼がますますの変態性を見せてくれることに期待です。

あと、ヤクザの愛人になったいきさつも気になるところ。

 

 

そして、この対照的な受け二人を相手にする新谷。

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「巻き込まれる系攻め」という珍しいスタイルの彼。

これからどんな行動を取っていくのか、はたまたどんなトラブルに巻き込まれていくのか、楽しみで仕方ありません。

もっと彼の剥き出しの本性が現れるといいなあ...!

 

 

とはいえ、

マンセーばっかりするのも変なので気になった部分を補足すると...

 

・ちょっと時系列がわかりにくい箇所があります。

でも読み進めていく内に「ああ、これはこうだったんだな」って大体わかる。

私は2周目を読んで自分が理解してなかったことに始めて気付きました。笑

 

・作品の冒頭がワンコモードの菊池から始まるため、その後の生意気な菊池となかなか一致しなかったです。あくまでも普段は尖ったヤンキーで、ワンコモードはレアということを踏まえると読みやすいかと。

 

ですが他にこれといった文句はなく、お値段以上の買い物でした!

続きが気になりすぎて雑誌まで買いそうで怖い。

おすすめです!

 

寄越す犬、めくる夜 1 (Feelコミックス オンブルー)