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こじらせてもうた

主にBLを食すHENTAIの雑記帳

はらだ先生の新作に滾る。「よるとあさの歌」レビュー

待ちに待ったはらだ先生の新作「よるとあさの歌」

 

書籍と電子書籍が同時発売だったので速攻ポチって夜中に読み始め、

時間も忘れて一気読みしちゃいました。

 

よるとあさの歌 (バンブーコミックス Qpaコレクション)

 

 

今作のテーマを一言で表すとしたら、ずばり"一方通行な愛"。

 

 ダメダメで俺様な攻め←ハイスペックで一途な受け

図で表すとこんなんです。。

 

メインカプ紹介

攻め:朝一(アサイチ)

 

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インディーズバンドのボーカル。

バンドを始めた理由は「女にモテたかったから」。

取り巻きの女子の中から好みの子を選んで喰うことを楽しみにしている。

身長は低め。

金髪でイキがっている、典型的なヤリチンバンドマン。

なんというか、クズというより器が小さいとか、残念という言葉が似合う気がする。笑

 

受け:ヨル

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人気バンドの元ボーカル。

他のバンドメンバーが後継ぎで実家に帰ってしまったため、朝一のバンドにサポートメンバーとして入った。担当はベース。

長身で美形、作詞作曲もこなす高スペックなイケメンだが、

なぜか朝一にゾッコン。

性格は天然フシギちゃんでMCが大の苦手。

 

作品の見所!

この作品の肝をざっくり言ってしまいますと

"高スペックな男に好意を寄せられて最初は邪険に扱うも、だんだんホダされていく攻め"

という構図です。長い!

 

実は朝一が、初めからヨルのことを良く思っていないんです。

むしろ嫌いで、イケ好かない野郎だと思っている。

 

なぜならヨルが側にいると、朝一がおもしろくない。

サポートメンバーなのに他のバンドメンバーから評価が高いわ、

ヨル目当てに追っかけのお客さんがたくさん来るわで、

自分の劣等感がくすぐられるんですね。

 

そんなヨルに恋愛の対象として見られていると知った朝一は、激しく動揺すると同時に嫌悪感をあらわにします。

 

でも、ヨルはどんなに無茶苦茶にされても朝一のことが好き。

邪険に扱われても朝一のことが好き。

理由は後々明かされますが、とにかく一途に想いを寄せているんです。

 

なぜヨルはそんなに朝一のことが好きなのか。

そして、そんな一方的な「やじるし」がどう変わっていくのか。

そこが今作品の見所です!

 

ゲスさもあるヨ

しかしこの作品、恋が報われてフワフワハッピーなだけじゃない。

はらだ先生お得意のゲッスいシーンももちろんあります。

(人によってはやや気分を害されるかも) 

 

ネタバレになるので具体的には避けますが、

とりあえず、冒頭からヤクザなお兄さんが出てくることで察してくださいって感じです。笑

 

そしてそして、今までの他作品では描かれてなかったマニアックな行為がついに解禁。

 

読みながら、「うぉーー!!はらだ先生ついにこれ描いちゃったかー!

って内心興奮してた私は末期。

 

(そりゃギャグボールされたら飲むしかないよね...)

 

 

感想まとめ

全体的に素晴らしかった作品ですが一つだけ難点が。

 

それは、

高スペな男になぜか好かれる低スペな男”というテーマのために、

朝一というキャラクターの魅力がイマイチということでした。

 

ヨルに好かれて自分の立場が上だからってエチの時に言葉攻めしちゃうところとか、

頑張ってキャンキャン吠えてる小型犬を見ているような気分になりました...

 

(ヨルが朝一を好きになった理由も最終的に微妙だったし)

 

なので、両思いになった後で朝一の愛が重くなっていく過程が見れたらもっと良かった。

そしたら朝一がもっと魅力的なキャラクターになると思うのです。

 

ということで、短編集やオマケなどで後日談が描かれることに期待です!

 

(追記:なんとpixivで番外編が公開されました!おまけだけどクオリティ高いです。)

 

www.pixiv.net

 

あと、超個人的感想ですが...

同じバンドメンバーの一員であるカヨイ君がかっこよかった。

(彼もホモだったらいいのに!

「浮気がバレたら殺される」恋人が男だったらいいのに!)

 

 

ってことで、「よるとあさの歌」のレビューでした\(^o^)/

 

サンプルが見れます↓